<お客様の声>60代女性 遺言無効確認請求等事件
事案の概要
事件名
遺言無効確認請求等事件
事件の概要
相続人はお客様と相手方の2人。
被相続人は、死亡数年前に「遺産はすべて相手方に相続させる」との遺言(遺言①)を作成していたが、死亡数か月前に「相続人2人に半分づつ相続させる」との遺言(遺言②)を作成した。
相手方は、遺言②作成前に被相続人が認知症の診断を受けていた事を理由に、遺言②は無効で遺言①が有効であり、遺産はすべて自分のものだと主張して民事訴訟を提訴した。
弁護士の関与
お客様の訴訟代理人として、上記相手方から提訴された遺言無効等確認請求訴訟において、以後②が有効である旨主張立証活動をした。
また、万一、遺言②が無効で遺言①が有効と判断された場合に備え、遺留分侵害額請求の意思表示をした。
具体的には、被相続人の主治医と面談するなどして情報収集し、遺言者が認知症診断を受けた時の記録、遺言者の入院中にお客様が、撮影した動画などを提出して遺言者の遺言能力を立証するとともに、遺言②を作成する動機・理由についても主張立証し、裁判所に遺言②有効の心証を与えた。
参考判例
京都地裁平成13年10月10日
東京地裁平成25年 9月30日
東京地裁平成28年 1月29日など
解決
遺言②が有効であることを前提とした遺産分割方法での訴訟上の和解が成立した(お客様が相続財産の2分の1以上を取得できた)。
解決に要した時間
契約から和解成立まで4年
お客様の声
初めのお悩み・トラブルを抱えていた時の精神的な状態
訴訟を起こされた時は、不安と緊張で精神的にも大変でした。
インターネットで弁護士さんの経歴や人となりを見比べた中でニライ事務所の髙山先生なら私の苦しみを理解してくれそうだと直感し、髙山先生に依頼しました。
弁護士に依頼した結果どうなりましたか。
髙山先生は、ご多忙中でも、いつもじっくりとお話を聞いて、裁判の準備をしてくれました。
母の主治医とも面談して情報収集をしてくれました。
髙山先生に、入院時の母の動画をお見せすると、「これも裁判に出しましょう。」と言われました。
この動画の提出が私の希望通りの解決に役立ちました。
弁護士や事務員に対して依頼した感想を教えてください。
髙山先生は、私の悩みや不安に真摯に向きあい、和解成立に力を尽くして頂きました。
そのおかげで、私の思った以上の裁判の結果となり、髙山先生には、いくら感謝してもしきれません。
髙山先生にお願いして、本当に良かったです。
また事務の方々もいつも笑顔で迅速・確実な対応をして頂き安心できました。
事務所の皆様ありがとうございました。